
【技術部】[SQLServer] SQLCMDを使用してSQLPLUSライクにSQL Serverにアクセス

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・SQLスクリプト.sql
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SQLCMDコマンドを使用することで、SQLServerに対してコマンドプロンプトからSQL文を発行できます。 |
【目的】
・SQLServerに対して、コマンドプロンプトからSQL文を発行する。
【用意するもの】
・SQLCMD.exe・SQLスクリプト.sql
【まずは準備】
1.実行するマシンにSQLCMD.exeをインストールします。マイクロソフトのホームページより、以下のファイルをダウンロードしてインストールします。
Microsoft® ODBC Driver 11 for SQL Server® - Windows
http://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=36434
MicrosoftR Command Line Utilities 11 for SQL ServerR
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=36433
2.実行するSQL文を用意します。
※ SQLスクリプト.sql
SELECT * FROM TABLE_TEST;
【実行手順】
1.コマンドプロンプトより、以下のように実行します。sqlcmd -U [DBログインユーザー] -P [DBパスワード] -S [DB名] -i [SQLスクリプト]
> sqlcmd -U sa -P pass -S 127.0.0.1\testdb -i SQLスクリプト.sql※上記は「127.0.0.1\testdb」 に「sa」ユーザーでログインして「SQLスクリプト.sql」を実行します。
【変数を受け渡す】
「-v」オプションを使用することで、変数を受け渡すことができます。※ SQLスクリプト.sql
SELECT * FROM TABLE_TEST WHERE ID = $(id_value);
実行コマンド
> sqlcmd -U sa -P pass -S 127.0.0.1\testdb -i SQLスクリプト.sql -v id_value=00001
SQLCMDの詳細については以下を参照してください。
sqlcmd ユーティリティ - MSDN - Microsoft
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms162773.aspx
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